中学生のOさん、英単語が苦手だということで、英単語の和訳と英訳のプリントを毎日2枚ずつ解くように宿題を出していますが、毎日しっかりと解いてきてくれています。
繰り返し問題を解くごとに間違えた問題の数を記録しており、最初は多かった間違いの数が少しずつ減っていっていることが数字で目に見えるようにしています。そのことで着実に単語を覚えられていることを実感できているようです。
英単語のように反復練習で覚えることが必要とされるものは、
「自分はしっかり覚えられているのだ」
という実感を持てることが、学習意欲を継続するうえで大切なことですので、その一環として間違えた数を記録するという形をとっています。
今はまだ塾の方から宿題という形で単語の練習をしている状態ですが、最終的には自分から進んで単語を覚えようとする状態、つまり自立学習の習慣が身につくような指導を目標としています。
(文責・岡本)