一人ひとりの個性に合わせ
生徒が最大限に努力できる環境・指導とは何か?
弱点をみつけて・学習計画をたてさせ・実行させる
それだけではなく
時には、生徒の考えに共感し、
時には、勉強の必要性に気づかせる
講師は日々、
どうしたら、もっと生徒たちが
自らすすんで勉強に励めるか考え続けている・・・。
集中力に欠けるAくん
中学生だ。
勉強する気にならない時は
トイレに行く回数が増える。
友達に声をかける。
飲み物を買いに行く(塾の出入り口の自販機)。
スマホも気になる。
(塾中はバックに入れさせるが、
私の目をぬすんで通知を確認することがある)
とにかく落ち着かない。
私の悩みの種だ。
そんな彼だが今度、英検3級を受ける。
テスト前でもお構いなしに
相変わらずの集中力の無さだ。
英検のテキストの
問題冊子を持ってくれば
解答冊子を忘れ。
その逆もしかり。
毎度毎度。
ある日、
解答冊子がないなら、
問題冊子のまとめ部分に載っている
『熟語』を覚えるしかないじゃあないか!っと、
ぼ~っと眺めても覚え・・・られやしないだろう、、、から
手作りで単語カードを作らせた。
表に単語、裏に意味。
熟語60個分くらい。
結局、その日の塾の間…2時間足らずで60個覚えきり、
満足気に帰っていった。
指導の
工夫の余地はまだまだあるようだ。
きっと
生徒は講師の鏡。
もっと自分を磨こうと思う。