「昨日入学式でした!」
笑顔でそう報告してくれたのは、
元塾生で、
現在一時的に塾講師をしてくれている、
下薗靖之助(しもぞのせいのすけ)
くん。
つまり、北斗塾の講師である、
「下薗先生」。
彼が航空大学校に合格したのは昨年。
そして、
その入学式が昨日宮崎で行われた。
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(2月28日の宮崎日日新聞より抜粋)
よく見ると、
彼のコメントが載っている。
「自宅の上を飛行機が飛んでいたので、
3歳ごろから憧れていた。
遊びに訪れていた空港で訓練できる
ことにわくわくする」
彼が本当に航空大生として、
学び始めるのは今年の9月から。
東北大震災があったときに、
航空大学校(仙台分校)が被害にあい、
そのせいで入学生の学習開始が、
ずっと1年半遅れているからだ。
「先生、受かりました!」
と、彼から報告があったときに、
私が彼を塾講師として誘った。
航空大入学までの、
期間の猶予は1年間と半年。
現在、
彼のおかげで北斗塾予備校生や、
北斗塾の塾生たちは恩恵を受けている。
彼は通塾していた時から、
そうだったのだが、
温厚でまじめ、なおかつ優秀。
仕事ぶりにもそれが出ており、
大変助かっている。
彼には妹が2人いて、
両方とも北斗塾に通った。
すぐ下の妹はすでに、
宮崎県立看護大学を、
推薦合格で早々と決めており、
今日は家族でお祝いということで、
(昨日は兄の入学式、明日は妹の卒業式)
夕食はお寿司屋さんに行くらしい。
(いいな~)
かつて中学3年生で、
15歳だった私の(将来の)夢は、
県立の宮崎西高校を卒業後に、
地元宮崎にある航空大学校に進学して、
パイロットになることだった。
(当時は今と違い、高校卒業後に
航空大に進学できた。今は制度が変わり、
大学入学後、2年過ぎないと進学できない)
その夢は大学4年生の夏に、
断念することになるのだが、
こうやって教え子が、
私の代わりに合格してくれる。
(勝手に私がそう思っているだけ)
そうやって、
今までも何人かの塾生が、
航空大学校に合格していき、
今は現役のパイロットとして、
大空を飛んでいる。
何とすばらしいことだろうか!
「国破れて山河あり」
(くにやぶれてさんがあり)
唐の詩人の杜甫(とほ)が、
「春望」という詩で詠んだ名句。
この詩を思い出した。
「(師匠の)夢破れても生徒あり」
かつて破れてしまった私の夢も、
こうやって何度でも、
塾生たちが合格してくれることで、
(私の夢は)別の形で、
何度も叶えられている。
こんなにうれしくて、
楽しいことは他にはない。


