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塾長の考え(2月24日という日)

今夜の22時に帰った予備校生のSちゃんが、

 

今年最後の受験生だった。

 

これにて「いったん終了」。

(まだ後期試験があるかもだから)

 

 

さて、

 

毎年個人的にとても感慨深いのは、

 

大学入学共通テストの前日と、

 

国公立大学の2次試験の前日の、

 

2日間である。

 

「明日、うまくいってほしい」

 

そういう想いが半分であり、

 

「(指導は)やり切れたんだろうか?」

 

という想いが半分。

 

 

「やり切る」というのは、

 

その程度が様々である上に、

 

主観的要素が強いから、

 

考える人によっては「満足・充実」。

考える人によっては「心配・不安」。

 

そう、

 

ものごとをどうとらえるかは、

 

人それぞれ。

 

疲れた自分の体の感覚とともに、

 

祈るような気持ちがわいてくるのも、

 

指導のすべてが終わったとき。

 

制限時間による「強制終了」だ。

 

 

「時間さえあれば…」

 

まるで自分の指導技術や塾の環境、

 

そういったものには落ち度がない、

 

そう信じてしまう、なおかつ、

 

生徒に対しても秘められた潜在能力は、

 

そもそも十分にあるはずだと信じ抜く。

 

 

だから、

 

うまくいかないことがあるとすれば、

 

それは「時間の多寡(たか)」。

 

毎回そう思いたくなる。

 

 

だけれども、

 

実際のところはどうなのか?

 

 

本当にこれ以上ない指導技術のレベルに、

 

自分は達しているのか?

 

どこの塾や予備校よりも、

 

「良い環境だ」

 

と自信をもって言えるのだろうか?

 

 

そう思い込むのはカンタンなこと。

 

だが、実態はどうだったか?

 

 

「やり切る」ことができさえすれば、

 

みな誰でも勝てるというわけでは、

 

決してない。

 

 

大学入試は特にそうだが、

 

どんなに頑張ってもすべての問題が、

 

解ける状態になって受験会場に登場する。

 

 

それは理想であって、

 

現実は絶対にそうはならない。

 

 

それはどんなに優秀な生徒であっても、だ。

 

そういう「不完全な」状態であっても、

 

明日はやって来る。

 

そして、

 

その明日こそが決戦の舞台となる。

 

 

不完全な状態であっても、

 

そのときの力を完全に出し切れるか。

 

その実戦的な能力が問われるのが入試。

 

その積極的な心構えが問われるのが入試。

 

 

それが毎年見てきた「真実」ならば、

 

ふだんの塾での指導、

 

予備校での指導には、

 

まだまだ改善の余地は残されているはず。

 

 

改善の余地は次世代の受験生たちへの、

 

「指導の課題」として持ち越される。

 

 

どんなに頑張っても上には上がいるし、

 

指導の技術の進歩に終わりはないはず。

 

 

そう新たに思って明日からもがんばろう。

 

私にとってそういう決意の日は、

 

先に上げた2日間をおいて他にない。

 

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