集団指導の夏期講習は基本的に前々学年の復習、前学年の復習及び1学期の復習を
やります。
範囲は広く満遍なくやります。
20日間程度で1教科1日1時間で1年分や2年分の範囲を終わらせるのですから
ざっとおさらいするという感じですね。
元々ある程度できる生徒にとってはいいかもしれませんが、
そもそも元からよくわかっていない生徒はそのペースではできるようにはならないですよね。
学校での1年間や2年間というゆとりのあるペースで理解できなかったわけですから、
それよりもハイペースではできるようになるわけがないんです。
少し冷静になって考えれば誰でも気づき得ることなんですが
「前学年の復習ができます!!遅れを取り戻せます」などドドーンとうたってあれば
「前学年の内容がチンプンカンプンだったウチの子も講習に出さえすれば遅れを取り戻せるのではないか?」
と思ってしまいますよね?
しかし、その集団指導の講習のみではできるようにならないんです。
なぜなら講習1時間(または50分?)の間に授業と演習が入っているわけですよね。
授業した後に残った時間でできる演習量では少なすぎるのです。
それと、一人一人出来栄えを確認してもらって、その生徒の理解度に合わせて指導するということも
できません(集団指導ですから、皆やることは一律です)。
しかし、集団指導を受けていて成績が上がっているという生徒もいますよね。
そのような生徒は必ず塾とは別に自宅で自主的に演習をしています。
塾で授業を受け、家で練習する というふうにやっているわけです。
そのように自立している生徒だけがどんな形態の塾に通っても成功するのです。
そして、そういった生徒はそもそも成績はある程度良いですから。
【夏の講習で挽回しないとマズい生徒】には該当しないわけです。
【夏の講習で挽回しないとマズい生徒】はこれまで自立型の勉強ができていない生徒ですから
集団指導を受けたところで『成績に変化なし』の可能性大なわけです。
塾で勉強しているということに満足し、塾で授業を受けて少し演習するだけでその分野の勉強を終わりとしますから
できるようにはならないでしょうね。
次回につづく


