来週から多くの中学校、高校で期末テストが始まりますね。
テスト1週間前にもなると、普段より教室が静かです。
普段は、英語の教科書の音読、和訳のチェック等を行なっていて、私や生徒の声が響いているのですが、
テスト1週間前にはそれも終えて、各自がテスト勉強に集中しており、ペンを走らせる音がカリカリと響きます。
そんな中、中学生のYちゃんに話かけてみました。
「Yちゃん! 社会のテスト勉強はどんな感じ?」
「学校のワークは今4周目です」
「え!? 早ッ。4周ってことは社会はだいたメドが立っているね。まだ5日あって土日も入ってるからこのペースなら、理科も問題なさそうだね」
「はい」
これはYちゃんのテスト勉強としては過去最高のペースなので、過去最高の記録が出る予感がしますね。
今までテスト範囲を1~2周するだけでテストに臨んでいた人はぜひ真似してほしいです。
ただし、全部を4~5周やるのではなく、1周目、2周目で間違ったところを印つけておいて、そこを繰り返しやります。
(範囲の問題を全て4~5周していたら、ムダが多いですし、とてもじゃないけど時間が足りません)
ちなみに学年トップを取った生徒は、その時のテスト範囲を4周したようです。
初見ではできなかった問題でも4~5周することで知識が定着します。
その結果、後の実力テストでも、入試でも結果を出せます。
定期テストはテスト2週間前に範囲が配布されますが、範囲が配られる前にテスト勉強に取り掛かってもいいわけです。
陸上で『フライング』するとアウトですが、勉強には『フライング』がありません。
テスト勉強は進んでフライングしましょう!
(posted by 川添)


