昨日、県立高校の志願倍率が発表されました。
中3生のAちゃんが受ける学科は倍率が約2倍です。
進学校を受験します。
思い起こせば、このAちゃん、入塾したばかりの頃の成績は、番数では学年で下位1~2割、県立高校はどこも受からないくらいの成績でした。
上達するスピードは決して速くはなかったです。
だから当然、成績がすぐには上がりませんでした。
普通はそこであきらめて、心が折れてしまってもおかしくないところ。
めちゃくちゃ頑張ったけれど成果としてそれが見えなかったら、もう勉強をやりたくなくなるでしょう。
大人でも努力に対して成果が見えなかったら、あきらめたくなりますよね。
人生経験が豊富な大人でさえも。
だから、まだ中学生のAちゃんにとってはなおさらです。
しかし、Aちゃんには努力を継続する才能がありました。
根気強く、丁寧に、わかるまで、何度でも。
覚えるまで、何度でも。
できるまで、何度でも。
すると、変化が出てきました。
半年を過ぎたあたりでしょうか、テストの結果がだんだんよくなってきたのです。
勉強を継続していくうちに点だった知識が線となり、頭の中がどんどん整理されてきて、覚えた知識を使って応用問題も解けるようになってきたのです。
当初は、夢のまた夢と思うくらいに遠い存在であった県立高校普通科に、今は合格する目途は立っており、
さらに上位学科に第一志望を変更しています。
すばらしいことです。
Aちゃん、倍率は2倍でもビビることはない、大丈夫。
日々の努力の継続がいかに大きなことを成し遂げるのか見せてあげましょうよ。