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塾長の考え(期末テスト)⑰

成績不振に陥っている生徒。

 

そのほとんどの生徒の特性において、

明らかに「自立型」の要素が少ない。

 

 

成績の良い悪いは、

中学生時代まではごまかせるが、

 

高校生のときの成績(模試)に、

はっきりと出てくる。

 

本当の成績(真の学力)。

 

それは定期テストでは出てこない。

 

全国規模の模試になってはじめて、

その生徒と親御さんの目の前に、

リアルなものとして出現してくる。

 

定期テストの結果で「いい悪い」は、

じつは正確には判断できないのだ。

 

「頭がいい人が成績がいいのでは?」

 

そう思う人が大半だと推測するが、

実際に言われるところの、

 

「頭がいい」

 

は不明瞭なもので不確実なものだ。

 

学校のテストの成績が良ければ、

「頭がいい」

と言われがちだ。

 

だがその評価はその生徒の、

ある一面を表しているに過ぎない。

 

例えばの話だが、

 

ここにテスト範囲表があるとしよう。

それも社会だとする。

 

かつ初期条件としては、

それぞれの生徒がその内容に関して、

今までに見たことがないものとする。

 

つまり知識ゼロでの勝負ということ。

 

この範囲の勉強を5時間するAさんと、

1時間だけするBさんがいた場合。

 

どちらがいい成績をとるだろうか。

 

結果だけ見ると、

 

Aさんが90点でBさんが65点だった。

 

こんなケースは山ほどある。

特に中学生の定期テストの結果において。

 

この場合の評価は、

Aさんが優秀で、Bさんはふつうとなる。

 

ところが、

Bさんがもしも5時間ではないにせよ、

3時間勉強したとする。

 

その結果、

とれた点数が100点だった場合は、

どう評価するのか?

 

本当にBさん(65点:1回目)より、

Aさん(90点)の方が優秀だと、

比較して言えるのだろうか?

 

「頭がいい」

 

その言葉には、

「もともと」とか「生まれつき」とか、

 

そういう場合もあれば、

 

「テストの結果が良い」などの、

目に見えるものでの評価がある。

 

塾長として現場で30年以上やってきて、

このようなことには多く直面してきた。

 

頭がいいかどうかで入試の合否が決まる、

そんな単純なものではない。

 

地頭の良い生徒はたしかに存在する。

 

しかし、

結果を出せるかどうかは別問題なのだ。

 

繰り返すが、

 

別問題なのだ。

 

(続く)

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