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塾長の考え(成功の原因、失敗の原因)③

先ごろ用事があり東京に行った。

 

全国からいくつか「塾」が集まり、

 

それぞれの塾の良いところを学ぶ。

 

そういう趣旨の会合だった。

 

 

たしかにどこの塾も、

塾長が熱心であり、

指導にもさまざまな工夫をしている。

 

そこに通っている生徒は、

 

「この塾に来てよかった」

 

と思っているだろう。

 

 

一応それでいい。

 

 

だが中身はと言えば、

 

「成功事例」のほとんどが、

小学生や中学生のケースである。

 

小学生や中学生に対する個別指導を、

「軽視する」必要はない。

 

だが、

 

高校生の指導の精度が高くないと、

結局、生徒は「妥協する」ことになる。

 

宮崎県宮崎市で言えば、

 

県立大宮高校普通科に合格する。

 

これが大多数の中学生や、

その親御さんが、

 

「良し!」

 

とする目標だ。

 

 

しかし、半年もすれば?

 

 

その合格の感動はどこかに、

消し飛んでしまい、

失望している生徒が、

 

次から次へと誕生する。

 

あるいは、

 

宮崎県のトップ層が集まる、

他の高校のトップ学科。

 

 

そこの生徒ならばどうか?

 

 

同じことが起きている。

 

 

それが毎年恒例の状態。

 

進学校(高校)に行く理由は?

 

その先の大きな目標があるからだろう。

 

それは何か?

 

言うまでもない。

 

 

「大学受験」である。

 

 

何度も今まで言ってきたが、

 

高校受験の合格に、

大した価値はない。

 

 

人生の「決定打」にはならない。

 

 

だが、大学受験は違う。

 

社会に出てからの、

 

「わが子の人生」に大きく影響する。

 

つまり、「決定打」だ。

 

 

何の業界に進むのか、

何の仕事に就くのか、

大学生時代の人脈はどうか?

 

モラトリアム的要素のある期間だが、

 

どこの大学で過ごしたかは、

 

その生徒の人生観に大きな影響がある。

 

 

人は「人生観」によって行動する。

 

その人生観がどこの何という大学で、

醸成されたのか。

 

 

その影響力のすさまじさを考慮すれば、

 

「高校受験合格」は大したことでない。

 

大学卒業後に、

大企業に就職すれば「勝ち組!」。

 

そう勘違いして、

 

30代でリストラにあったり、

転職する羽目になる。

 

それが本人の望むところであり、

 

人生計画の一部であればいいが、

 

「強制的にそうなる者」が、かなりいる。

 

 

そうなった理由は何か?

 

「能力不足」が1番だ。

 

自己の能力の磨き方が甘かったせいで、

 

高校生時代に「何も考えずに」過ごした、

 

そのせいで、そうなる。

 

 

「塾に行けばいいじゃん!」

 

という問題ではない。

 

(勉強の)「やり方」ではなく、

(生徒自身の)「あり方」の問題。

 

自分が何のために勉強するのか。

自分が将来どうなりたいのか。

 

そこが抜けたまま、

惰性で生きている。

 

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