多くの中学校・高校が期末テストに突入しています。
近隣の三股中も都城泉ヶ丘高校も今日が期末テストの初日です。
さて、定期テストの役割についてですが、一つは生徒の「評定」を決めるためですね。
中間テストや期末テストといった定期テストの得点は「評定」を左右します。
「評定」とは学校が生徒の評価を数値化して表したものです。
特に推薦入試においては評定の担う役割は大きく、平均評定が出願条件を満たさなければ受験すらできないですし、満たしていたとしても数値が低ければ不利となります。
推薦入試において、小論文(作文)・面接が上手くいったといても
不合格だった場合は評定が低かったからと言えます。
もう一つは、テストを行うことで『テストに向けて勉強させ、これまで学んだ内容を定着させる』という役割があります。
テストがなかったら多くの生徒は勉強しないでしょう。
テストがあることで『テスト勉強』という形で必然的に復習をすることになり、基礎学力を維持することができ、結果、受験勉強にすんなり入れるわけです。
一般に定期テストは余程の超進学校でないかぎり、そんなに難しい内容ではなく
勉強すれば誰でも高得点がとれる内容になっています。
高得点の生徒の特徴は
①テスト範囲の教材(ワーク等)をテスト2、3日前には
解き終えている(1週目)
②間違った問題やうろ覚えの問題に印をつけている
③印をつけた問題を解き直している
④赤シートを活用し、答えを隠して自分の頭の中でテストしている
(高速で復習している)
低得点の生徒の特徴は
①テスト前日にもかかわらず、まだ範囲の教材を解き終えていない
②間違った問題に印をつけていない
③解き直しをしない
お解かりでしょうが、やはり得点の差は
『準備の差』です。