小学生のT君とA君は兄弟で通塾しています。
仲が良すぎて、二人が隣同士の席だとついつい話し込んでしますので、席は離してあります(笑)
A君は算数の『小数のしくみ』を進めました。
一つやり方がわからない問題があって、質問に来ました。
「ああ、これはね… 1/10倍すると数は小さくなって、小数点は一つ左に動くんだよ。こんなふうにね」
「10倍のときの逆ですね! わかりました!!」
問題を解き始めるA君
「よっしゃー! 全問正解だ。教えてもらったら全部わかりましたよ。先生、テストしてもいいですよ? おれ全部できますよ」
「天才くんだな」
(天才くんというのはA君が問題をスラスラ解けて絶好調のときのA君の愛称であり、A君もそれを気に入っている)
「ほんとだ、久しぶりに天才くん出ましたね~」
と言ってご機嫌でT君に話かけに行きました。
T君が英語の問題をスラスラ解いているのを見て
「え!? T(兄を呼び捨て(笑)) そんなのできるの!? すげえ。 T 英語わかるの?」
「できるよ。できるようになってきたんだよ。今は中1の問題やってんだよ」
といってT君が英文を音読してみせる。
「おお、T すげぇ。英語できるじゃん」
「今日は天才くんが二人だな…」
英語が苦手で英語の指導を始めたT君で、最初は当然書けないことだらけでしたが、今はもう人並みに追いついてきたんじゃないかな。
これからは周りのお友達より英語ができるようになっていくことでしょうね。
では、二人とも 宿題頑張ってね! 成長のコツは自宅学習ですよ。