日本の人口を年代別に分けた場合、47都道府県を間違わずに全部言える年代が多いのは14~16歳です。
などと言い切ってしまいましたが特にそういったデータがあるわけでもなく、私自身の勝手な思い込みです。
そう思い込む理由というのは、高校受験を控えて勉強している中3生と地理総合を習う高1生がちょうどその年代に当たるからです。
この思い込みが当たっているかどうかは置いておきますが、その年代ならみんな完璧に言えるかというと勿論そんなことはありません。
学校で行われる小テストなどで悪戦苦闘している人も多いことでしょう。
この手の暗記系作業をこなすにはとにかく反復練習が必須になります。それも「テストがあるから直前に覚える」というやり方ではテストが終わったらすぐ忘れてしまいます。
都道府県を覚えるのが苦手だ…という生徒には、毎回少しずつ地方ごとに覚えていってもらうようにしています。各地方10個もありませんので、ちょっとした合間に口頭で答えるという作業を繰り返し、全部言えるようになるまで練習を進めます。
47都道府県を言えないからといって生命の危機に直結するわけではありませんが、最低限の一般常識として、一生覚えていられるようにしたいものですね。
(文責:岡本)


