以前に話したように、
「現在の原因は過去にあり」
これが原則だ。
中学生のわが子が反抗する。
これは「結果(現在)」だ。
その原因は「過去」の教育に、
ある。
かつて私は東大の過去問の、
英語を研究していたときに、
問題の課題文の中に、
子どもが幼児から思春期に、
至るまでに驚異的なスピードで、
成長するという話を見つけた。
もちろん科学的裏付けもあり、
その内容全部に驚いた。
そういうことは前々から、
いろんな本で述べられていた。
だから私もある程度は、
知っていた。
だが、
ここが問題で、
「知っていた」から何?
ということである。
こういう話は塾生にもよくする。
「ああ、それね、知っているよ」
そう反応する大人が世の中には、
いっぱいいるけれど、
ほとんどの大人はそれを、
知ってはいるが、
「理解はしていない」
さらに言えば、
「理解はしていても実行しない」
ここまでの状態の大人が、
全体の「97%」。
だから、
実行する人は「3%」。
で、
私もほぼその「97%」の人間。
それはいいとして、
子どもの爆発的成長は、
幼少期から12歳くらいまで。
この期間がゴールデンタイムだ。
現在はこの事実を、
私はしっかりと認識している。
この12年間は大事だよ、と。
しかしながら、
北斗塾の塾生(本部に限る)には、
小学生や中学生は少ない。
「ああ、ここは高校生の塾だね」
「ああ、ここは予備校なのかな」
と強く認識されているのだろう。
まあ、それでもかまわないが、
小中学生だけを対象とする塾と、
高校生(浪人生も)いる塾とでは、
生徒の「精神的成長度」の違いが、
明確にわかるので、
あとはその年代に応じた指導を、
正確にできるかどうかが、
ポイント(要点)となる。
小学5~6年生が相手で、
「中学受験がすべてだ!」
と考える専門塾ならば、
多少強引な「知識」丸暗記型の、
集中指導をするときもある。
小中学生がメインの塾ならば、
高校受験の前に、
やはり「知識」丸暗記型の指導を、
しがちなことは否めない。
小中学生メインの塾では、
中学生の定期テスト前になると、
毎日特訓して、
テスト範囲の問題をとにかく、
2~3回繰り返すことに集中する。
その効果はかなりある。
生徒たちは答えを丸暗記できるし、
実際に事前配布の問題と同じものが、
じゃんじゃんテストに出てくるから。
生徒も塾側もそれは承知。
だから、
それで結果(=成績)が良くなると、
メデタシ、メデタシとなる。
で、生徒は味をしめる。
テスト直前に丸暗記すれば、
いいんだなと。


