通信制高校の生徒の話
小学3年生から
まったく勉強しなくなったから
全然勉強がわからない。
授業きいても何も理解できないから
全日制高校時代は
ただ時間が過ぎるのを待つしかなく
しんどい・・・日々を過ごしてきた。
第一学院高等学校に転入して
予備校コースに所属した。
すぐに変化が起きたわけではない。
最初は、9:15~17:00(45分休憩)の1日7時間も
勉強するなんて、体が全く受け付けない。
少しやっては休憩、
また少しやっては休憩、大きな、ため息を何度もつきながら
7時間のうち合計3時間勉強できれば頑張れた方だった。
毎日会ってると気づかない程に
日々、ほんの少しずつ変化していって
そんなこんなで
1年経って、
随分と変わった。
何より、1日7時間勉強できるようになった。
読解力もついてきて、
2時間経っても1文字も書けなかった文章も、
かけるようになってきた。
できることが増えた。
挫折しそうに何度なりかけても
講師陣もあきらめず、
お母さん、お父さんが
子供に向き合って家族で話し合い、
諦めなかった。
諦めて、学びをやめてしまったら、
その生徒の10年後、20年後の未来は
どれほど辛いものになるか
想像に難くない。
その生徒が
大学受験を迎える頃、
見違える学力になっている。
成人式ではきっと同級生達も驚くだろう。
それを楽しみに、
本人、お父さん、お母さん、
講師陣
皆で頑張っている。