さて、みなさんは『切り抜き動画』を見たことはありますか?
ここ最近で言えば総裁選立候補者の切り抜き動画が目立ちます。
切り抜き動画は良い方向にも悪い方向にも印象を操作できます。
ゆえに、その切り抜き部分だけでその情報を判断するのは危険です。
その情報を正しく理解するためには
イキサツ(ことの成り行きやそれに伴う様々な事情)を
知る必要があります。
情報化が加速する現代においては
情報を取捨選択し吟味し正しく理解する力が必要です。
その力を情報リテラシー(媒体がメディアであればメディアリテラシー)と
言います。
これは日常的な『子どものする話』においても必要です。
子どもは悪気はなくとも『切り抜き』で話をします。
そしてそれはたいてい自分にとって有利になるように構成されています。
換言すれば、不利になる話は省かれています。
ゆえに、その一面だけで判断するのは危険です。
その前後のイキサツを聞く必要があります。
でなければ誤った判断をすることになりかねないからです。
その誤った判断が子どもの成長を阻害したり
進んでいた物事をふりだしに戻したり
もう少し大きく見れば子どもの未来を台無しにしてしまう
可能性だってあるのです。
だからこそ、とくに子どもの教育に携わる場合はその立場に関係なく
親であれ先生であれ講師であれ周囲の大人であれ
その子を良い方向に導くために『子供のする話』に対する
リテラシーが必要不可欠だ!と、私は個人的に考えています。
ということを昨日の指導中に強く感じた!という話です。
ではまた次回を、お楽しみに(^^)/ posted by Yamasaki
-カウントアップ18-