大学入試は大学によって課される受験科目は様々です。
数学が必要なかったり、国語が必要なかったり…。
理科は化学が必須だけど、物理・生物は選択科目だからどっちでもいいですよ、みたいに。
大学、学部・学科によってまちまちなんです。
だから、まずは自分が行きたい大学の受験科目を調べることが大事なのです。
自分が志望する大学の学部・学科の受験科目によって文系・理系といった進路を決め、理科や社会における選択科目を決定していくわけです。
高校の先生には理系なら理科で『物理』を選択し、社会では『倫理,政治・経済』を選択することを勧められているのではないでしょうか。
なぜなら、その方が受験できる大学の幅が広がるからです。
受験できる大学が増えるという点についてはメリットがあるのですが、
例えば、自分が志望する大学は生物でも受験ができ、実際に生物の方が得意である場合に、敢えて苦手な物理を選択し、物理で勝負する必要はないですよね。
また、自分が志望する大学の社会の科目は『倫理』だけでいいにもかかわらず、敢えて膨大な勉強量が必要とされる『倫理,政治・経済』を選択する必要はないですよね。『倫理,政治・経済』で100点満点なのですが、『倫理』と『政治・経済』の2科目分勉強していかなければなりませんので、必ずしも『倫理,政治・経済』が必要でない生徒にとっては無意味に負担が増えるだけで、コスパが悪いわけです。
受験できる大学・学部を増やしたいという理由で、履修科目を決めてしまうというのは危険なことなのです。
それが自分にとって苦手な科目、学習量が増える科目であれば試験において点数を取るのが難しくなり、合格する確率は下がります。
(自分の志望大学に必要な科目であればやむを得ないことですが)
結局のところ進学する大学は一つであるわけですので、合格する確率を下げてまで、受験できる大学の幅を増やすことにそこまでメリットはないと思うのです…。
いろいろと手を広げても合格していく生徒はいいのですが、一番コスパの良い道を選ばなかった(戦略ミス)せいで不合格になってしまう生徒はかわいそうです。
選択一つ誤ると失敗してしまうくらい大学受験は厳しいのです。
受験においていわゆる一般論が必ずしも自分に合っているとは限りません。
そして、受験の結果が降りかかってくるのは生徒本人であり、学校の先生ではありません。
言われるがままに選択するのではなく、生徒本人がよく調べて本当に自分にとって一番コスパの良い道を選びましょう。


