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塾長の考え(北斗塾とは)⑤

次に大切なことは、

「どこから」

である。

 

簡単な例で言うと、

中学2年生の生徒の弱点箇所が、

「連立方程式」だったとき。

 

ふつうのバイトの学生講師ならば、

その問題自体の説明をしてしまう。

「質問をされたからそれを答える」。

そのまま受け取り素直にやってしまう。

考え方が一直線だからだ。

 

これがプロのベテラン講師になると、

そんな単純なことはしない(はず)だ。

 

中学1年時に習ったはずの「方程式」。

これは正確に言うと「1次方程式」。

しかも単体であり、連立ではない。

 

ここの理解度のチェックをするはず。

「1次方程式(単体)」が第1段階。

※これは中1で学習する内容。

「連立方程式」が第2段階。(中2)

「2次方程式」が第3段階。(中3)

 

「どこから」は生徒の質問そのものではなく、

その奥にある隠れた原因。

これを突き止めなければ、

根本的な解決にならない。

 

その原因とやらは、

表面的なものとして、

誰にでも「見えているもの」とは限らない。

 

「見えない?どうすれば?」

 

それを感じ取るのである。

奥深くに潜んでいる「原因」に、

講師のセンサーが到達しないといけない。

 

現学年の内容(知識)とは限らない。

現学年の内容(技能)とは限らない。

その前段階の内容かもしれない。

 

あるいは…、

さらにその前の段階かもしれない。

 

その「場所(箇所)」を特定できる眼力、

それがプロの塾講師には求められる。

 

これが正確にできないと、

見当違いの場所にフォーカスするため、

講師が時間をかけて説明しても、

生徒が理解するのに時間がかかる、

もしくは、

理解することはない。

 

「そんなことくらいできるよ!」

 

という塾講師もいるだろう。

しかし、

それは小中学生のレベルでは?

 

同じことが高校生のレベルでもできるか?

 

高校生と言っても、

①教科書レベル

②実力テストレベル

③大学入試共通テストレベル

④大学入試2次試験レベル(標準)

⑤大学入試2次試験レベル(応用)

⑥大学入試2次試験レベル(発展)

 

このラインナップに加えて、

各大学の入試問題の傾向に合わせた、

「戦略的指導」をしないといけない。

 

この「戦略的指導」の中身は…、

長くなりすぎるので言わない。

 

要するに、

前述したような多段階式の指導をする、

これが北斗塾が考える個別指導の原則。

基本。

 

そして次に…。

 

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