さて、全国学力・学習状況調査の結果が出ましたね。
ちなみに、全国学力・学習状況調査とは小6と中3を対象に
文部科学省が2007年から実施している学力テストです。
先日、UMKのニュースでも取り上げられていましたが、
宮崎県の中3生の全国順位は『44位』でした。
「え？そんなに低いの！？」と驚きましたか？
それとも、「まあそんなもんか・・・。」と納得しましたか？
私は後者です。
高校生の全国模試でも宮崎県はワーストを争っていますから。
残念なことに。
ここで、よく認識しておくべきことがあります。
それは、全国で44位の学力でも宮崎県の中学3年生たちは
ほとんど県立か私立の高校に受かっている！ということです。
だから、次のような『大きな勘違い』が起こります。
それは、『大学にも（簡単に）受かるだろう！』という勘違いです。
ゆえに、高校3年次になってようやく本腰を入れて大学進学のための
受験勉強をする生徒がいたり入塾を検討する生徒がいたりします。
はっきり言って手遅れの場合がほとんどです。（その時点での学力にもよりますが）
これが、中学3年次に（たとえば夏期講習からなど）どこかの塾に入塾して
高校合格（成功体験）をしていればなおさら大学受験を甘く見がちです。
同じように大学受験も高校3年次からで間に合うだろう！と。
よく考えてほしいのです。
中学3年生で全国44位です。
それでもほとんど県立や私立の高校に受かってしまっているのです。
それで、全国大会の大学入試で容易に勝てると思いますか？
残念ながら難しいです。
なぜならば、宮崎県の中学3年生は全国44位、高校生は全国ワースト争いですから。
ではどうすればいいか。
それは、大学入試から逆算して小学1年生のときから
『大学入試に通用する勉強方法』で学習することです。
『大学入試に通用する勉強方法』とはどのようなものか。
それは、『自立型』になるようにシステマタイズされた個別指導の学習です。
『自立型』の学習とはどのようなものなのか。
これは、まずみなさんで調べてみてください。
情報化社会において情報を収集し吟味し取捨選択する力は
これからの子供たちに必要不可欠な『生きる力』のひとつです。
ではまた次回を、お楽しみに(^^)／ posted by Yamasaki
