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塾長の考え(自立型個別指導)13

生徒1人ひとりで学習のペースは違う。

 

この事実を無視して指導すると、

本来ならば学力が伸びていくはずの生徒が、

そうはならなくなってしまう。

 

学校であれば集団授業なので、

そもそも1人ひとりの「事情」を、

考慮した指導方法ではないので、

授業の内容が理解できる生徒と、

理解できない生徒がでてくることは、

あたりまえ。

 

中学1年生のSくん。

毎日「1.5」時間だけ北斗塾にやって来ては、

その時間一生懸命に勉強に取り組む。

 

中学校では部活動も頑張っているが、

勉強だって同じように頑張っている毎日。

まだ小学生のようなあどけなさも残っている。

 

今年度に入って中学校のテストは3回あった。

1回目のテストの成績が出てから、

大いに反省。

それを活かして再度勉強を頑張った。

 

2回目のテストの成績は、

1回目のテストの成績よりも学年番数で、

8番上がった。

「良かったね!」

 

気を良くしてまた勉強に取り組む。

「毎日楽しい」とは本人の言葉。

「こんばんは~」

きちんとあいさつして今日も塾にやって来た。

 

勉強と部活動、

大変だろうけど両立できている。

「えらいね!」

「はい!(ニッコリ)」

 

3回目のテストが行われて、

成績が先日返ってきた。

結果を確認してみた。

 

3回目のテストの成績は、

2回目のテストの成績よりも、

学年番数で18番上がっていた。

「どんどん上がっていますね!」

「はい」

 

この「はい」というセリフはお母さん。

先日の面談中での言葉。

笑いながらいろんな話をした。

 

昨年度の生徒たちが合格したときの話、

いろんな生徒のいろんなエピソードを、

匿名で話した。

 

お母さんからすれば、

「うちの子もそうなってくれると…いいな」

 

さて、

中学生のSくん。

お母さんの話によると、

どうやら将来の夢は薬剤師だということが、

今回の面談で判明した。

 

中学校の説明会で学校の先生が、

「昨年度の実績です」

ということで特定の卒業生の話をしたそうだ。

その卒業生のことを誇らしげに話してくれたと。

 

そして見事「〇〇大学の薬学部」に、

特待生(その学校初)で合格しました

と話したらしい。

 

他のお母さんたちはわかっていなくても、

Sくんのお母さんはその卒業生が誰なのか、

「私にはわかっていました」と話してくれた。

 

その卒業生とは、

昨年度北斗塾に在籍していた塾生だったからだ。

 

「あ、〇〇さんにはわかっていたのですね」

「あ~、あの子だな…とすぐにわかりました」

「アハハ」

 

私はSくんのお母さんに約束している。

あと1年半以内に息子のSくんを、

その学校の学年で10番以内に入れることを。

 

数か月前にこの話をしたときには、

「なりますかね…なれればうれしいですけど…」

「なりますよ」

「でも…、うちの子の成績では…どうですかね」

「大丈夫ですよ」

 

そんなやり取りをしたけれども、

今回の面談ではにっこりと笑って、

私の話を真剣に聞いてくれた。

 

 

(続く)

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