7月18日(月)、海の日。世間は祝日。
鵬翔中学校の特待生チャレンジテストの日でもありました。
総合本部からの受験者はYくん。
受験のその日まで猛特訓を積みました。
来る日も来る日も私に「受験生としての自覚をもて!」と
叱咤され、私の指導に必死に食らいついてきたYくん。
特に受験レベルの算数の指導においては、個別指導で完全理解をさせた上で
さらに私に解法を説明させ私が納得しなければいくら答えがあっていても
次には進めない一切の妥協を許さないスタイル。
元気が取り柄の彼もさすがに疲労困憊といった感じでした。
そんな日々の中で私が彼に伝え続けてきたことがあります。
それは、「自分を信じ切れ!」ということ。
彼の弱点はマイナス思考に陥りやすいこと。
「できん」「分からん」「無理」「絶対特待取れんわ…」
口癖のように出るマイナスの言葉。
私はその度に彼を激励し「自分を信じ切れ!信じ切った者が勝つ!」と
伝え続けてきました。
そして受験前の最後の指導が終わった時の彼との会話がこうでした。
私「受験当日、分からない問題があったらどうする?」
彼「とばして次に進む」
私「そう」
私「問題を解く時は姿勢を正して、左手を?」
彼「そえる」
私「そう」
私「そして自分を?」
彼「信じ切る!」
私「そう!それでいい!」
彼「先生、僕、頑張って来ますわ!」
これで大丈夫。私はそう確信しました。
そして昨日7月28日(木)20時32分。
夏期講習指導の真っ只中。
Yくんのお母様から『A特待』だったと嬉しい連絡が入りました。
「よっしゃー!」
大声で叫びたい気持ちをおさえ心の中でガッツポーズをしました。
Yくんの努力が実を結び大輪の花を咲かせた瞬間です。
Yくん、本当におめでとう!
ではまた次回を、お楽しみに(^^)/