想像してみてください。
お子さんがテストで38点を取ったとしましょう。
さて、お母さま(またはお父さま)はどう反応しますか?
おそらく、こうです。
「なにやってるのー!!こんな点数取ってー!!」
ほとんどの保護者の方はテストの『(低い)点数』に過剰に反応します。
では、そのテストの平均点が26点だとしたらどうですか?
「なにやってるのー!!こんな点数取ってー!!」
は、正しい反応(判断)でしょうか?
到底、正しいとは言えませんよね?
ただただお子さんを傷つけるだけの尖った言葉にしか過ぎません。
平均点より12点も上なのですから。
逆も然りです。
80点を取ったとしても平均点が92点なら、80点は良い点数とは言い切れません。
もし数値で判断するのであれば、見るべきは『偏差値』なのです。
『偏差値』とは簡単に言えば、平均からの距離を示した数値です。
もうひとつ見るべきは、テスト問題の内容(難易度)です。
これは日頃から様々な問題に触れていなければ、判断できない領域です。
これは我々講師陣が注視すべき領域です。
このブログを読んだ保護者のみなさんは他の保護者の方が気にしてもいない
重要なことを知り得たのです。
テストを『点数』だけで判断するのは非常に危険である、ということを。
お子さんの成績が伸びるのか、伸び悩むのか、伸びないのか。
これは、保護者のお子さんの成績に対する反応で大きく左右されることを
忘れないでください!
もちろん、それだけではありませんが。
ではまた次回を、お楽しみに(^^)/